喜怒哀楽 その2 『文学する心』
表題は大袈裟ですが、内容は簡単なものです。身近な先輩達で、短歌を詠む人たちがいます。その方たちとの違いは、外物をみる目だと思います。
見る目・感じる心なのでしょう。美しいものを美しいと見て、感動し、楽しいことを素直に楽しいと感じる心、喜怒哀楽に素直なのだと思います。
過剰な情報の中で、日々右往左往している私たちが見過ごしている小さな虫たちの何気ない動き、風のにおい、雲の流れ、少し心を落ち着け、耳を澄ませば、感じることができるはずなのに・・・・・・・
マスコミに振り回されて、平穏なその日のニュースに物足りなくなってしまった私たち。 もうどうすることもできないのか。いえ心をちょっと取り戻しさえすれば 短歌を詠む先輩達の対象は、自然であることが多いようです。次に身近な家族が対象となっているようです。
文学する心は、大切な身近なものを見極め、それをしっかりと見つめ、感動すること、楽しむことなのではないでしょうか。
いよいよ新しい年の始まりです。真の人生の充実のために、身近な何かの発見に努めてみませんか。
タレント Aさんの結婚も、離婚も、私たちとは無縁の世界、そんな情報は、私たちの生活には何の役にも立たない無意味なのものだと思い切って。
言葉 2010-01-03